人前で話す 苦手 対策

「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?

「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?
日本人は、80〜90%の人が人前で話すのが苦手といわれています。
私は、99%くらいの人が苦手なんじゃないかと感じているのですが・・・

 

そこで「人前で話すのが苦手!」を克服するための定番な方法と私が気に入っているちょっとユニークな対策をご紹介します。

 

 

「人前で話すのが苦手!」を克服するための定番な方法

  • 場数を踏む
  • 「場数をこなせば慣れる」という説です。何回やっても慣れないという人も多いようですが?

     

  • 事前準備を徹底してやる
  • 「これだけ準備したんだから大丈夫」と自分を納得させる方法です。

     

  • いつもより口を大きく開けてゆっくり話す
  • 普段から練習しておくことがポイントです。

     

  • 事前にスピーチする場所に立って雰囲気に慣れておく
  • 当日は、会場準備などでザワザワしてる場合があるので、できれば誰もいない前日とかがおすすめです。

     

  • 話し始めに場をほぐす
  • 落語で言う「枕」を取り入れます。
    本題に入る前に、会場周辺で気づいたことや天気、ニュースなどの簡単な話題で場をほぐします。
    聞き手の肩の力が抜けるのを見ると、意外と自分もリラックスできるものです。
    本題に似たような話題が提供できたら、落語家並みですよ^^

     

  • スピーチは丸暗記せず、 ポイントを持論にしておく
  • セリフのような丸暗記は、ひと言忘れてしまうと、その後のスピーチがガタガタに・・・

     

    丸暗記はやめて、話しのポイントを箇条書きにして、その流れ(順番)を覚えておく程度にしましょう。
    箇条書きのメモを、スピーチのときに持っていてもいいでしょう。

     

    大切なのは、その箇条書きについての自分の意見をきちんと持っておくことです。
    考えに考え抜いて、持論にしておくことです。
    そうすれば、箇条書きにそって、淀みなく語れるでしょう。
    たとえ詰まったとしても、話しの流れは一貫したものになるはずです。

     

    当然、このことが「人前で話すのが苦手!」を克服することにつながります。
    持論に基づいたスピーチこそ、緊張を吹き飛ばす正攻法なんです。

     

     

    「人前で話すのが苦手!」を克服するちょっとユニークな対策

    ここでは、私が気に入って実行している「人前で話すのが苦手!」を克服するちょっとユニークな対策をご紹介します。

     

    手のひらを上に向ける

    これは、学生時代に演劇をやっていたという知人に聞いた方法です。
    いくら好きでやっていたとはいえ、舞台に立てば、それは緊張するでしょうね。
    そんな時は、出番の直前に「手のひらを上に向ける」そうです。

     

    これって、私達もやってる、お客様を部屋とかに招き入れる動作ですよね。
    「どうぞ、どうぞ」って。

     

    やってみてください。

     

    「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?

     

    腕から胸にかけて気持ちよくなって、目の前がスーッとクリアになりませんか。
    片手だけでもいいですが、できれば両手のひらを上に向けてみでください。
    肩幅ぐらいに、あるいはそれ以上、両手を離すと、より効果的です。

     

    スピーチをする場所に演台などがあれば、話し始めるとき、その上に両手のひらを置いてもいいですね。

     

    手のひらって、いつもは横か下を向いています。
    意識して上に向けると、気分転換になるようです。
    超簡単な対策ですが、落ち着きますよ。

     

    一人に向けて話す

    大勢の人に向かって話す時、あなたはどこを見て話しますか?
    緊張で目が泳いでしまって、どこを見ていいか分からない・・・
    なんてことになっていませんか。

     

    そんな時は、気になる人を一人見つけましょう。
    優しい視線で、あなたの話しに耳を傾けてくれている人が、必ず一人はいるはずです。
    たとえ目が泳いでいても、話しに反応してうなずいてくれている人は、目立つから分かります。
    その人に向けて話すんです。

     

    二人だけで話してるような気分になれるから、かなり落ち着けますよ。
    それで緊張が解けてきたら、他の人にも少し目を向けてみましょう。
    だんだん余裕が出てきます。

     

    頭から意識をそらす

    話しをするときって、当然ですが、頭を使ってますよね。
    頭の中で思考しながら、声に出す。
    この繰り返しです。
    体の中で、頭だけに意識が集中している状態ですね。
    これが緊張を高めるんです。

     

    ですから、頭以外に少し「意識をそらす」ようにしてみましょう。
    簡単なのは、何かを手に持つこと。
    消しゴムでもいいですし、ペンでもいいですね。
    それを持ったまま、話すんです。
    気がまぎれて、わりと冷静になれます。

     

    テレビのニュース番組とかで、コメンテーターの人を見てると、ペンをぐるぐる回したり、指をくねくねしたりしてる人がいますよね。
    あれと似た原理です^^

     

    >>> こんな便利グッズもあります

     

    何かを手に持ってもダメな場合は、自分で自分の腕を握ってみてください。
    人間は手がブラブラしていると不安になるものです。
    片方の手で反対側の腕を握ってみましょう。
    わりと手の震えも止まって、落ち着くものですよ。

     

    脇を開ける

    緊張してるときって、体がちぢこまって脇が締まっているものです。
    ですから逆に、肩の力を抜いて軽く脇を開けるようにすると、開放的な気分になれるんです。
    マイクや資料を手で持つときは、脇を軽く開けて持ってみましょう。
    緊張が取れていきます。

     

    「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?

     

    また、何かを手に持たなくても、腰に手を当てる動作で脇を開けることができます。
    ただ、ずっと手を腰に当てていると、あまり印象がよくないので、たまに腕を休める感じでやってみるといいです。

     

    その場合、腰に当てる手の向きに注意する必要があります。
    聞き手に親指が見えるように手を当ててください。

     

    「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?
    両手を腰に当てるのに気が引けたら片手でもいいですね。

     

     

    間違っても、親指が後ろに隠れる当て方はしないでください。
    「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?
    偉そうに見えちゃいますから^^;

     

    アゴを突き出す

    緊張すると、声が震えてくるときってありますよね。
    そのとき、顔が下を向いていませんか?
    緊張で下を向くと、息がつまって声が震えやすくなります。

     

    そんなときは、少しアゴを前へ突き出してみましょう。
    極端に突き出す必要はありません。
    少しだけ顔を上げる感じで。

     

    会場の後ろの壁に、時計とか絵がかかっていたら、その辺を見て話しましょう。
    何も無ければ、聞き手の頭の上当たりを見てもいいですね。

     

    そうすると声が出しやすくなって、震えがおさまってきます。

     

    聞き手の視線を自分からそらす

    大勢の視線って、意識すればするほど舞い上がっちゃいますよね。
    「皆さん、あっち向いて!」なんて言えたらどんなに楽でしょう。
    でもそんなこと、言えるはずありませんよね。

     

    そこで、聞き手の視線を自分からそらす方法の出番です。
    @ 資料を配る
    聞き手全員分の資料を準備して配ります。
    大見出しを箇条書きにしただけの資料でなはなくて、少し詳しく文字数の多い資料を作ります。
    図や表を交えてもいいですね。

     

    配った資料をもとに話しを進めることで、自分への視線をかなりそらすことができます。
    自分を見たり、資料に目を落としたり・・・
    これでだいぶ楽に話せるでしょう。

     

    A ホワイトボードやプロジェクターを使う
    会場を事前に確認して、ホワイトボードやプロジェクターがあるようでしたら、それを利用しましょう。
    プロジェクターが自前で準備できるなら、それもいいですね。
    設備の確認もそうですが、会場を事前に見ておくことは、雰囲気もつかめるので安心感につながります。

     

    ホワイトボードにその場で文字を書くのは、それだけで緊張しますので、できれば事前に裏側に書いておきましょう。
    本番では、少し書き足すぐらいにします。
    これで聞き手の視線を、だいぶ自分からそらすことができます。

     

    プロジェクターを使う場合は、当日アタフタしてると、それが逆に緊張を高めてしまいますので、事前の動作確認は十分にやっておきましょう。

     

    一般的にプロジェクターの場合、聞き手は、スクリーンを見つめる時間が長くなる傾向にあります。
    ですから話し手は、聞き手の視線を避けるために、できるだけスクリーンから離れるようにするのがポイントになります。

     

    画面操作用のパソコンをスクリーンから少し離れた場所に置くとか、画面を指差す必要があるなら、レーザーポインターを使うとか、工夫してみましょう。

     

    さらに紙の資料も配布すれば、聞き手の視線は、話し手とスクリーンと資料に分散されて、かなり落ち着いて話せるでしょう。
    この「プロジェクター+資料法」 おすすめです。

     

     

    聞き手って、案外、人の話しなんて聞いてないものです。
    想像してみてください。
    あなたが聞き手だったら、どうでしょう。
    「このあと時間あるから、映画でも見ていこうかな」 なんてニヤついたりしませんか?
    その程度のものなんです。
    こう考えると、気が楽になりませんか。

     

    普段から人の視線に慣れておく

    当日の対策だけでなく、普段から人の視線に慣れておくことも大切です。
    これは対面訓練法と呼ばれ
    例えば

    • 交差点で信号待ちをしてる時に、向かい側に立ってる人達の顔をよく観察してみる。

      慣れてきたら列の一番前に出てやってみましょう。「人前で話すのが苦手!」を克服する方法と ちょっとユニークな対策とは?

    •  

    • 電車待ちで混んでるホームの反対側の空いてるホームに行って、大勢の人の様子を見てみる。
    • 電車の中で、自分の反対側の席に座っている人達の顔を見てみる。

      だたし、あんまりジロジロ見ないように^^;

    • 混んでる病院の待合室で、受付側から、順番待ちの人達の様子を眺めてみたり、後ろの壁に張り紙とかあったらそれを読んでみる。
    • 野球場やサッカースタジアムで、試合開始前とかに、一番前の通路に行って客席側を見てみる。

      コンサート会場とかの休憩時間にもできそうですね。

     

    とにかく人が大勢いる場所で、対面できる位置から、相手側を落ち着いて眺められるように訓練しておきましょう。
    これをいつも心がけてやっていると、人前での緊張の度合いも違ってくると思います。

     

     

    いかがでしたか。
    私たちは人間である限り、人前で話すときは、多かれ少なかれ緊張してしまうものなんです。
    ですから、あまり深刻に悩まず、いろいろな対策を試しながら、できれば楽しみながら、自分に合った方法を探していきましょう。

     

     

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