あがり症 治さなくていい 長所

あがり症は治さなくていい!? 緊張しやすい人の長所とは?

あがり症は治さなくていい!? 緊張しやすい人の長所とは?

 

「あがり症は治さなくていい!?」

 

こんなことを聞くと、あがり症の人はビックリするかもしれませんね。
でも、冷静に考えてみると、あがり症の長所って見えてきませんか。

 

人前でスピーチやプレゼンをするとき、頭が真っ白になったり、異常に汗をかいたり、顔や手がこわばったり・・・
あがり症の人は、これを何とか改善したいい、克服したい、と悩んでいると思います。

 

「あがり症って、デメリットばっか〜」

 

いえいえ、実はメリットもあるんです。
あがり症に、どんな長所があるかを知れば、これまでコンプレックスだと感じてた症状を、自分の魅力とか、ポテンシャルだと思えるようになれば、あがり症を自分の個性として、受け入れられるかもしれませんよね。

 

「あがり症は治さなくていい!?」

 

では、あがり症の長所について考えてみましょう。

 

 

あがり症って、いいんじゃねぇ!

あがり症の長所 1:優れたリサーチ力で結果を出す
あがり症は治さなくていい!? 緊張しやすい人の長所とは?

 

自分があがり症だと思っている人は、プレゼンやスピーチなどの人前では、自分の体や頭の中が、どんな状態になってしまうかを予想できますよね。
だから、失敗しないように入念で緻密な準備をする。

 

「失敗しても仕方ない」とか、「人間なら誰しも失敗の1つや2つはするさ」とリラックスして考えられる人は、人前で緊張することは少ないものです。

 

あがり症の人は、人前で緊張してしまうことが分かっているので、人の何倍も努力をして準備に時間をかけることが多いものです。

 

人よりも詳細な部分までをリサーチしたり、他人にはなかなか考えられないような深い部分にまで目が届くとか、感心できる部分はたくさんあります。

 

これこそ、あがり症の人の長所です。

 

就職や転職活動などでは、緊張しやすい人は不利というイメージがありますが、緊張しやすい性格だからこそ、優れたリサーチ力を身につけられたという点をアピールできれば、会社はきっと、あなたに関心を持ってくれるでしょう。

 

 

あがり症の長所 2:細部にまで目が届いて、他人に対しても細かい気配りができる

 

あがり症は治さなくていい!? 緊張しやすい人の長所とは?

 

緊張しやすい人は、気持ちがとても繊細な人が多いといわれます。
緊張する背景には、失敗したら他人にどう思われるのか心配だったり、他人の視線や気持ちに敏感になったりなど、繊細な性格が大きく関わっていることが多いです。

 

そうした繊細な心は、細部にまで目が届いて、他人に対しても細かい気配りができるとか、これもまた、あがり症の長所ではないでしょうか。

 

仕事によっては、そうした繊細な心の持ち主を求めている職種もたくさんあります。
そう考えると、あがりやすいという自分の性格を上手く生かした天職を見つけることも、不可能ではなさそうですね。

 

今持っている長所をさらに越えていくこともできる

あがりやすい性格の人は、これを何とか克服できないかと、いろいろ考えたことがあるはずです。
努力しても、なかなかうまくいかず、心が折れそうになってしまうことがあるかもしれません。
自分はメンタルが弱いから、緊張しやすい性格をなおすのは無理だとあきらめている人もいるでしょう。

 

確かに、人前で緊張しやすい性格を克服することは、決して簡単ではありません。
でもだからこそ、メンタルを鍛えて緊張しやすい性格を改善することは、自分にとって大きな挑戦となりますし、克服できた時には、自分は見事に実現できたという大きな達成感や充実感を味わうことができます。

 

そうした成功談を話すことで、就職や転職の際には、面接官から大きな関心や興味を持ってもらえるでしょう。
それに、自分自身の問題を克服できる人は、仕事の上でも、問題点を見つけて改善できる人だと思われて、他人から高い信頼を得ることもできます。

 

・人は振る舞いよりも、話しの内容に注目している
あなたが、人前でスピーチやプレゼンをするとき、人は、あなたの振る舞いよりも、話しの内容に注目しています。

 

他人の見方を変えるんです。
「人は、私の姿を観察しているのではなく、私の話す言葉の内容に、耳を傾けているんだ。」ということを胸に刻んでおきましょう。

 

自分の姿がどんなに自信満々でも、話しの内容が薄っぺらいと、結果にはつながりません。
それよりも、あがり症で緊張マックスな状態でも、しっかりとしたリサーチに裏付けされた発言の方が、何十倍も他人からの信頼を得やすいですし、結果につながりやすいものです。

 

そう考えれば、緊張しやすい性格だからと言って、大切なスピーチやプレゼンの場を逃す手はないと思いませんか。
あがり症の人は、今持っている長所をさらに越えていくことも可能なんです。

 

 

・発想の転換が大きく自分を変える

 

あがり症は治さなくていい!? 緊張しやすい人の長所とは?

 

あがり症は、発想の転換次第では、自分自身の魅力や長所だと考えることができますよね。
そう思えば、緊張状態でのスピーチやプレゼンを大成功させることは十分可能ですし、緊張しやすい性格だからこそできる入念なリサーチ力で、他人からの評価も上がることでしょう。

 

それに、日々の努力や工夫で、あがり症を気にせずにスピーチやプレゼンがこなせるようになれば、それは他人に自信をもって話せる大きな成功談ともなってくれるでしょう。
「今持っている長所をさらに越えていく」って、やり甲斐がありそうですね。

 

 

いかがでしたか。
あがり症は治さなくていい!? の答えは、イエスでもノーでもないのかもしれません。
あがり症を自分の個性としてとらえ、「withあがり症」の人生を歩んでいく。
これもアリですね。

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